阪神淡路大震災から20年が経ちました。


お恥ずかしいですが当時まだ小さかったし、

震災があったという事実しか知らないのです。


ですが決して過去の出来事ではありません。

教訓が16年後の東北大震災に活きているからです。

あたしが住んでいた岩手県遠野市は盆地なので

津波は免れましたが、周囲は山なので半孤立状態でした。


ボランティアの方がすぐに大勢駆けつけてくれて、

衣料品、灯油、充電機、衛星の携帯電話などの

災害時に必須なものを用意してくださったのですが、

経験してなければできない行動ですよね。

停電で真っ暗闇の中で充電機は命の灯に感じたし、

父に電話が繋がったときの安堵感は忘れられません。


神戸に住む方の半数は震災を知らないそうですが、

この先何年経とうが記憶を過去のものしてはいけません。

尊い犠牲のもとに生かされているのだと感じたし、

今後はあたしたち東北の人間が

次の被災地に経験を持っていく役目だと思いますから。


何があっても前を向いて歩きましょう。

失った命に対する、生かされた者の義務です。

コメント

マサムネ
2015年1月19日8:21

なんとも奇遇な! 僕が17-20代くらいの時にお世話になった人も遠野出身の人でした。ヤマトのドライバーを辞めて妻娘が始めたコンビニの経営に乗り出し、強盗にも入られて数回の引っ越しを経て現在船橋で引退されて暮らされているみたいです(年賀状でご存命なのは確認できます) 20年経つと岩手の英雄もその豪腕ぶりに陰りが・・・・。 

ミルフィ
2015年1月19日20:22

> マサムネさま

遠野の地名に反応してくださるなんて! どこでどんなご縁があるか分からないものですね。

某生活の党のお方は、議席を失う前に勇退してほしいです。遅きに失した感ありますが・・・

自民党を倒して天下取ったときに、後進に道を譲っていれば本当に英雄でしたね。